ただいま修行中

スクールでばりばり修行中の先輩たちから、あなたへの貴重なアドバイス


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安済知佳さん vol.13

2009年10月から放送中のアニメ「あにゃまる探偵キルミンずぅ」で念願のデビューを果たした安西さん。15歳で単身上京して頑張ったという日々の努力がようやく実りました。

エイベックス・アーティストアカデミー 声優タレントコース

声優になりたいと思ったきっかけを教えてください。

今から考えるとバカだなって思うんですけど、小さいころはマンガに色を塗ったら声が出てアニメになるものだと思ってたんですよ(笑)。小学5年生くらいになって、アニメを見ながら親にそういったら、「声優って仕事があるんだよ」と教えてくれました。そのころ合唱団に入っていたんですが、ただ歌を歌うのではなくて、ミュージカル風に歌と身体の動きでの表現を教える合唱団だったんです。私自身、そういう表現は好きだったんだけど、すごく難しいなとも感じていたので、動きをつけても表現しきれないものを声だけで演じる声優さんってすごいなと思いました。憧れましたね。

それからすぐに声優になるための養成所などを探し始めたんでしょうか。

養成所写真

声優の存在を知ったのも小5になってからですから、中学生くらいまで声優を養成する学校があるということを知らなかったんです。でも調べてみたら、ほとんどの学校が18歳にならないと入れないんですよね。それで、とりあえず高校在学中にアルバイトをして学費を貯めて、卒業したら声優の専門学校に進もうと考えていました。
ところが中学の卒業を目前に控えたころ、エイベックス・アーティストアカデミーなら中学生から受講できるということを知ったんです。それを見たとたん「やっちまえ!」みたいな気持ちで応募しました。でもまだ中学生だから、履歴書や応募書類の書きかたすら判ってなかったんですよ。便箋に身長体重みたいな応募条件を書いて、写真もスナップ写真を同封して、いきなり送りつけちゃったんです。担当の方はさぞ驚いたでしょうね(笑)。入所オーディションは受けさせてもらえたんですが、応募書類にも連絡先を書いていなかったんです。結果、それでも入所できたことが奇跡ですね(笑)。

レッスンを受けてみての感想を聞かせてください。

入所するまでは、すぐに「このキャラクターをどうやって表現するのか」みたいなことを教えてもらえると思っていたんです。もちろんそんなことはなくて最初は発声・滑舌からやるんですが、当時の私にとっては肩すかしをくらったような気がしました。それで成績が良ければいいんですが、福井県出身なのでなまりがひどくて、イントネーションもアクセントも満足にできないんです。もうとにかく練習するしかないと思って必死でした。

ほかに苦労されたことなどはありますか。

最初は福井から東京まで通ってたんですが、交通費を考えたら東京に住んだほうがいいという話になって、15歳で単身上京したんです。初めて東京に来たころは、なんで夜なのに人がこんなに歩いてるんだろうって不思議でした。だって地元は、夜8時くらいで人っ子ひとりいなくなっちゃうんですよ。そんなカルチャーショックもあったし、料理や掃除といったこともまともにできないし、ほんとに大変でした。ただ、高校は地元の学校に籍を置いたままだったんで、月に1度は通学のために福井に帰ってました。演技の勉強もしたいし、生活していく上で覚えなくちゃいけないこともたくさんあるし、高校の勉強もしなくちゃいけないし、とにかく目先のことをひとつずつ片づけていくことしかできませんでした。

その甲斐あって『あにゃまる探偵キルミンずぅ』でみごとにデビューを飾りましたね。

演技の勉強を始めて4年目でデビューできたのもラッキーだし、それがこんなに大きな作品のメインキャラっていうのもラッキーだし、自分でもどうしてこんなことになったのか分かりません。オーディションを受けたんですが、「受かりました」と聞いたときには「間違いなく世界中で一番幸せなのは私だ!」と思いました。ただ、まだまだ実力不足なので、アテレコのたびに「なんでこんなにできないんだろう」「もっとしっかり勉強しておくんだった」と思うことの連続です。エイベックス・アーティストアカデミーはアテレコ実習に使うスタジオもすごくいい機材がそろっているし、リハーサルビデオの見かたとか、台本の持ちかたとか、現場で使われている用語などについてすごくていねいに教えてもらえるので、現場でとまどうことはありませんでしたね。そのぶん演技に集中できるんだから、もっと上手く演じられるようにならないとダメですよね。頑張ります。

ご自分では、どんなところが良かったんだと思いますか。

どうして選ばれたのか聞いたことはないんですが、監督さんは「安済さんが演じるナギサが僕にとってのナギサだから、声も作らなくていいし、自然に演じてくれればいい」といってくださるので、多分キャラのイメージに合ってたんだと思います。でも、この役しかできない、この演技しかできないっていうのは困るので、もっと勉強して引き出しを増やして、ハチャメチャな女の子とか元気な少年を演じてみたいですね。

これから声優を目指す人に向けて、安済さんはどんなことを大切にして頑張ってきたのか教えてください。

自分を信じることだと思います。声優の勉強を始めるまでも不安はあるし、始めてからも、デビューしてからも、いつでも不安だったり怖かったりすると思うんですよ。そんなとき、自分を信じられなかったら、何も信じられなくなるじゃないですか。「声優になりたい」っていう思いを夢で終わらせないために、とにかく自分を信じて行動してみるのが一番だと思います。私もこれから壁にぶつかったりすると思いますが、絶対乗り越えられるんだと自分を信じて、頑張っていきたいです。

(取材:2009年12月3日)

学校から一言
エイベックス・アーティストアカデミー
ディレクター 秋元信洋さん

エイベックス・アーティストアカデミーでは定期的に実施されるスキルチェックテストがあります。安済さんはそのスキルチェックに向けて、台詞や自己PR 等、毎回しっかりと作り込んで来ていた印象があります。だからこそ、自分の納得のいくレベルのパフォーマンスに至らない回は、深く反省していました。反省や後悔というと、あまり前向きなイメージはないかも知れませんが、理想のイメージと現在の自分を比較し、もっとこうしたらよくなる、と検証することは、ポジティブな未来へとつながる大変重要なことなのです。
ラジオCMナレーション等の現場での仕事も含め、そういった悔しさをバネにすることができていたからこそ、常に成長し続けることができ、アニメ声優デビューというチャンスをつかめたのだと思います。歌での仕事も決まり、ますます今後の活躍を期待しています。

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松濤アクターズギムナジウムは、プロの演技者を目指している人のために、親からの経済的援助がない人にでも通える本格的な養成機関があるべきだという主旨のもと、'95年4月に設立され、さらに2015年からはプロデビューを支援するためのマネージメント機能をより進化させ、芸能プロダクションLEOPARD STEELを稼働。 どの分野でも必要となる演技基礎を身につけ、演じることの楽しさを真剣に伝えていく場所。それが松濤アクターズギムナジウムです。

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