ただいま修行中

スクールでばりばり修行中の先輩たちから、あなたへの貴重なアドバイス


training_018_eyecatch

泉 佑里奈さん vol.18

泉さんはミュージカル女優を目指して舞台芸術学院に入学。そして演技について幅広く学んでいくなかで、声優という仕事の楽しさや難しさに気づき、興味が湧いてきたそうです。

専門学校 舞台芸術学院

泉さんが演技の世界に興味をもったきっかけは何ですか?

中学でどんな部活動をしようか迷って、演劇部に入ってみたんです。そこで、演技することの楽しさを知りました。公演をするたびに、周囲の人からさまざまな評価をいただけるのも楽しくて、高校でも演劇部に所属し、そのまま今まで来てしまった感じですね。

舞台芸術学院に入学を決めた理由を教えてください。

高校では演劇部の全国大会があるんですが、東京都の地区大会の会場になっていたのが舞台芸術学院だったんです。私も大会出場のときに何度かお世話になりました。舞台芸術学院は歴史があって、卒業生の方も有名な俳優さん、女優さんが数多くいらっしゃるんです。高校生のころの私はミュージカルにはまっていたので、「ここならミュージカルの勉強ができる」と思って入学を決めました。入学当時の夢は「劇団四季に入団する」だったんですよ。

泉 佑里奈

 

現在はミュージカル志望ではないんでしょうか。

中学高校の演劇部ではストレートプレイだけをやってきて、ミュージカルのほうがさまざまな表現ができて楽しそうだなと思ったんです。でも実際に入学してお芝居の授業を受けるようになったら、もっと自分を知らないとなにもできない、もっとさまざまなことを深く考えないと演技にならないと改めて感じて、ストレートプレイをもっと追求したくなりました。

入学して初めて授業を受けたときにどんな印象を受けましたか。

自分では気づいていなかったんですが、高校演劇のクセみたいなものがあったようで、先生から「お芝居をするな」とさんざん注意されました。多分、「こういうシーンだったら、こう演じればいい」というパターンにはまった小手先の演技をしていたんでしょうね。でも、今まで自分がやってきた演劇って一体なんだったんだろうとショックを受けました。そこからもう一度、さまざまなアドバイスをいただきながら演技というものを考え直したんです。今でも、お芝居って楽じゃないな、表現するってすごく難しいことだなと、授業を受けるたびに感じます。

今は声優のお仕事にも興味をもっているそうですね。

高校演劇部の大会では各高校を紹介するナレーションが流れるんですが、それを聴いて「私もやってみたい」とは思っていました。でも、当時はナレーションが声優の仕事っていう意識はなかったんです。舞台芸術学院でもアフレコの授業があるんですが、そこで初めて、すべての動きを声だけで表現するって難しいけどすごく面白いなと感じました。体で表現するお芝居とはまた違っていて、授業を受ければ受けるほど、自分の演技の幅が広がっていくような気がしました。自分ではちゃんと演技しているつもりでも、声だけを聞いたら何をしているところかまったく伝わらないんです。プロの声優さんはどんな演技をしているんだろうと、アニメや洋画の吹き替えを見て、いろいろと勉強しています。

 

舞台芸術学院ではほかにもバラエティ豊かな授業が行われていますね。

 

泉 佑里奈

クラシッシバレエ、ジャズダンス、狂言、ストリートダンス、ヴォイストレーニング、シアターダンス、地唄舞などがあります。私は上演実習などの演技の授業は、肩に余分な力を入れずにのびのびとできるんですが、ダンスはちょっと不得意ですね。でも、2年生になると劇団やワークショップなどさまざまなオーディションを受けるようになるんですが、そのときにクラシックバレエ、ジャズダンス、狂言などのレッスン歴があるというのは大きなアピールになると思います。もちろん授業で受けたくらいでは、その道でずっとお稽古をしてきた人に敵うわけがないんですけど、ほんの少しでもその世界に触れたというのは、自分の演技の糧になっていると思います。プロの世界は、求められたものをその場で出さなくちゃいけないというのがあるので、どんなことでもやっておいて損はないし、できるかぎり幅広く経験しておきたいですね。

将来はこんな活動がしたいという夢があったら聞かせてください。

できれば舞台を中心に、自分の幅を決めてしまうことなく幅広い分野のお仕事ができるようになりたいですね。先日、舞台芸術学院の60周年記念公演がありまして、卒業生のもたいまさこさんや平岩紙さんと一緒にお仕事をさせていただいたんです。みなさん、幅広くお仕事をされているのでものすごい表現力があって、しかもその人にしか出せない色みたいなものを感じさせるんです。私もそういう役者になりたいと改めて思いました。私にとっては「変わっているね」「前に会った時とは全然違うね」が最大級の褒め言葉です。

声優を目指すにあたって、これだけはしておいたほうがいいと思うことはありますか。

日常生活の経験を大事にしたほうが、絶対に演技に役立つと思います。例えば失恋して泣いたとしても、「こんな気持ちになるんだ」「こんな風に泣くんだ」という経験がお芝居に活かせるんです。私自身を振り返っても、中学高校のころはそれが分かっていなくて、中身の伴っていない表面だけのお芝居をしていたなと思います。自分の中身をさらけ出すのは恥ずかしいし難しいことで、私もまだできているとはいえない状態です。でも、自分の演技にはそこが足りないんだと気づけたことが収穫だと思っています。

(取材:2011年10月27日)

学校から一言
勝沼 紀義 先生

舞台芸術学院

泉さんは入学当初から積極的な印象がありました。授業で演じたい役の希望をとるときには、真っ先に手を挙げるんです。2年生になって変わったことといえば、さらに貪欲さが増してきましたね。例えば別の生徒に対してアドバイスをしたとき、それを自分も吸収しようと思うようで、授業の後にさらに内容を詳しく質問されることも多いですね。大変いい傾向だと思います。泉さんに限らず、演技を学んでいる人にとって一番大切なのは、変化することです。演技についてダメ出しをしたときに、たとえ見当はずれの方向だったとしても変わることの方が大切なんです。変化があれば「その方向だったらこうしたほうがいい」というような教えかたができますからね。なにをいわれても何も変わらないというのが一番困るんです。そういう意味では、彼女は打てば響くような感性をもっているので、ジャンルに囚われずいろいろなことに挑戦して、大きく成長していってほしいと思っています。

おすすめの学校

school_017_eyecatch

学校法人 東京芸術学園 音響芸術専門学校

専門学校(専修学校)

2017年4月。各学科をリニューアルし、教育内容をさらに充実させた音芸の「パフォーマーズ・ディビジョン」。元宝塚歌劇団の春風ひとみ副学校長をはじめ、初代鉄腕アトム役で知られる清水マリ、ハリー・ポッターシリーズやアニメ『BLEACH』等で声優としても活躍する俳優の斎藤志郎など、声優・演劇・音楽、各界のリーダー達が、バラエティに富んだ丁寧な授業を展開しています。

日本ナレーション演技研究所

日本ナレーション演技研究所

養成所・劇団・プロダクション

人気声優を数多く輩出している日本ナレーション演技研究所。週1回3時間のレッスンで、学校や仕事との両立も可能です。関連プロダクションのバックアップ体制も充実!
★平成29年4月 仙台校・京都校開校
★平成29年度7月生および
  平成30年度4月生募集中!
★週2回クラス新規開設!
★代々木校・池袋校・お茶の水校・立川校・町田校・大宮校・柏校・横浜校・名古屋校・大阪校・神戸校に加え、平成29年4月には、新たに仙台校・京都校を開校しました。

school_013_eyecatch

よこざわけい子声優・ナレータースクール

養成所・劇団・プロダクション

子供の頃に見た大好きなアニメの声優になりたい… 夢を諦めない人をよこざわけい子が応援します。

ページの先頭へ戻る